初めまして/日本の喫煙規制について
こんばんは。
会話の話題にするのは憚られるような心の奥底に渦巻いているものを吐き出したいと考え執筆に至りました。
第三者が読む想定はしているものの表現や言い回しを自粛するつもりはなく自身の凝り固まった思想に基づく完全に自己満足を目的とした記事となりますので不快に感じましたらその時点で閉じていただいて結構です。
さて、今回は東京オリンピック開催や健康増進法の施行に伴う日本での喫煙規制について喫煙歴4年人間歴22年のひよっこが意見を述べさせていただきます。
上にある通り私は喫煙者でありこれからもタバコをやめるつもりはない欲望に従順なヤニカスです。
最初は格好つけで始めた喫煙がいつの間にか趣味の域を超えて生活の一部となってしまいました。
前置きはここまでにして本題に入っていきたいと思います。
今回の喫煙規制に対して私のスタンスはもちろん反対です。Needless to say.
というか喫煙者ならば誰しも反対側につくことでしょう。…ですよね?
但し今回は「自身が喫煙をするから反対」などどいう軽薄な理由ではなく論理的な根拠に基づいて意見を述べていけたらと思います。
まず今回喫煙規制が実施されることになった経緯からまとめていきます。
「望まない受動喫煙の防止を図るため、多数の者が利用する施設等の区分に応じ、当該施設等の一定の場所を除き喫煙 を禁止するとともに、当該施設等の管理について権原を有する者が講ずべき措置等について定める。」
こちらが健康増進法の一部を改正する法律の趣旨となっています。(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000469083.pdf)
権原という単語はこの文で学びました。勉強になります。
こちらに関して細かく分解しながら私見を述べていきます。
まず「望まない受動喫煙の防止」の部分。
こちらに関しては全面的に支持いたします。
タバコは現在日本国では合法であるものの人体に悪影響を与えることは言うまでもないでしょう。
喫煙者が勝手に吸って勝手に死んでいくのは知ったことではないですが非喫煙者が望まぬ受動喫煙により害を被ることはあってはならないですよね。
次に「多数の~定める。」の部分。(長いので省略しました。)
要は喫煙の有無にかかわらず多くの方が利用する路上、飲食店などにおいては喫煙所以外で喫煙するなってことです。
まあ至極真っ当に聞こえますよね。
この文に関しては一切反論はございません。
しかし私が問題意識を持っているのは規制の程度に関してです。
具体的に示しますと学校・病院やその他の行政施設においては敷地内完全禁煙、鉄道・飲食店等においては喫煙専用室でのみ喫煙可となります。
問題はこの「喫煙専用室」なのです。
ファミレスやカフェなどの飲食店をよく利用される方は喫煙席と禁煙席を選択できることはご存じでしょう。
しかし現在私がよく利用するそのような飲食店(神奈川県、東京都近郊)では喫煙席の撤廃が進んでおりタバコを吸うことのできる店を探すのに一苦労します。
なぜでしょうか。望まない受動喫煙を減らすために喫煙席と禁煙席が分けられているのにその分けられた喫煙席を撤廃する理由とはいったい何なのでしょうか。非喫煙者を守るのではなく喫煙者を迫害することを目的としているのでしょうか。
2018年の日本における成年喫煙者率は17.9%となっています。(https://www.jti.co.jp/corporate/enterprise/tobacco/data/smokers/index.html)
圧倒的に非喫煙者が多いことが見てわかります。さらに非喫煙者の数に未成年者は組まれていないため数の観点から見たら喫煙者が極端に少ないといえます。
では多数派のために少数派を握りつぶすことは正義なのでしょうか。数の暴力を振るい少数派を黙らせることは果たして民主主義国家のあるべき姿なのでしょうか。喫煙者に残された道は禁煙とテロリズムしかないのでしょうか。
何も「場所を気にせずタバコを吸わせろ」と言っているわけではないのです。
そんな喫煙者の声を無視して喫煙所の撤廃を進める権利は行政にあるのでしょうか。
視点を変えてオリンピック開催から見た喫煙規制についてです。
この箇所を書くにあたって日本医師会さんのページを拝見しました。(https://www.med.or.jp/forest/kinen/current/)
さてご覧になられたでしょうか。
「たばこの煙のない日本」で世界の人々を迎えましょう。
まず日本に世界の人々を迎えるにあたってたばこの煙はあってはならないのでしょうか。
そしてこの画像。
いや偏見強すぎかて。
人のことを言える口ではないのは重々承知ですがこれはあまりにもひどい。
しかし個人的な感想を言っていたところで埒が明かないのでデータを用いてみていきましょう。
先ほど記した通り日本の成年喫煙率は17.9%です。(2018年)
それに比べ現在の世界の喫煙率はどうなっているのでしょうか。
私の力不足により直近に関しては正確な数値を見つけることができませんでした。
しかし「2010年の27.3%から20年には22.8%まで低下する見通し」という記事を見かけました。(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53535850Z11C19A2000000/)
・・・
いやめっちゃ喫煙者いるな!?
日本医師会さんの書き方からして外国人はみんなタバコ吸わないんだから日本もきれいな空気にしようぜっていう風に私は理解していたんですよね。
ところがどっこい蓋を開けてみたら世界人類結構タバコ好きなんですね。
いやどういうことなんだ、私の頭が弱いから混乱しているだけなのでしょうか…
ただこれに関してはあくまでも各国の平均をとったデータに過ぎませんので当然国の間での差は存在します。
つまり先進国は喫煙率は低いけど途上国は高いよってことですね。
それに関しては所得や物価、税金等様々な要因があるかとは思いますが今回のテーマから逸れてしまうので割愛させていただきます。これはこれで個人的に興味があるので機会があれば調べてみます。
本題に戻ると世界の人々普通にタバコ吸ってるぞってことです。
そう考えるとオリンピックを見に来る外国人の方々って当然ですが全員が非喫煙者ではないですよね。
それなのにこんなに急いで禁煙を進めるのはなぜ…?
選手への配慮はあるにしても観光での経済効果を考えたらある程度喫煙に寛容な方がいいと思いますがね。(あと元からいる日本人にも優しくしてくれ)
というわけで今回は喫煙規制の実態とそれに対する私見について書かせていただきました。
データ処理に関してですが自身での分析などは行わず記事をそのまま引用しただけなので正直信憑性は薄いです。
ただ今回は意見をメインにしたかったので大目に見てください。
結局私が言いたいのはもうちょっとお前らタバコに対して寛容になろうぜってことです。
拙い文章でしたが最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
それではまたどこかで。